夜の時間が上質な住宅~例えば東開町モデルハウス
こんにちは。
緊急事態宣言も解除になりまして、当社も先日から
テレワークが一旦休止になり、以前の仕事風景に戻っております。
まだまだ予断は許しませんが、引き続き会社的にも個人的にも警戒と準備を
怠らないようにしたいと思います。
さて、本題になりますが
今回のテーマは
「おうちの照明計画」についてお伝えしたいと思います。
おうちの照明を考える時に
まず、なにを考えなければならないのか?ですが
照明のデザインやお部屋に対して、明るさが十分だろうか?
暗くならないように、暗くならないように...と、意識すると思います。
もちろん間違いではありません。
半分正解で、半分間違いです。
明るくできるのは当たり前です。
明るく出来るのと同時に、どれだけ暗く灯りを灯すことができるのか?が
心地いい夜の時間の毎日を過ごす、とても大事な要素です。
では写真をつかって、上質な暮らしに近づけるステップを
解説していきたいと思います。
写真左:リビング照明全灯 写真右:天井照明消灯・足元灯のみ点灯
写真左:リビング・ダイニング照明全灯 写真右:ダイニング ペンダントライト、足元灯のみ点灯
心地いい上質な夜の空間づくりには
いくつかのポイントがありますが、
★★★ ポイント ★★★
① 天井に照明をつけない
② 床から足元の灯りを採り入れる
③ ペンダント照明をつける
④ 間接照明(ブラケットライト)を採り入れる
簡潔に言うと
上記のポイントが挙げられます。
共通しているのは、灯りの重心を下げることが
と~~~っても大事です。
そうすることで、明るいところとそうでないところの
コントラストが空間の中に生まれ、なんとなく落ち着いた雰囲気になります。
そこで僕がモデルハウス等で灯りの重心を下げるために、よく採用している器具が
パナソニック製の照明器具『 MODIFI モディファイ』
無印良品のプロダクトデザイナーでもある、深澤直人先生の作品です。
サッカーボールほどの大きさがあります。
これを使うと、とても簡単に灯りの重心が下がります。
日本では当たり前のように天井から取り付けるシーリングライトが
普及しておりますが
海外のおうちやリゾートホテル、おしゃれなビジネスホテルでは
天井からシーリングライトで空間を照らしてる風景は見たことが
ありません。空間に上質さを保てないからです。
海外の某ホテル(ブラケットライトとスタンドライトしかありません)
明るい時間にモデルハウスを見学することも
もちろん大事ですが、夜の灯りを体感することも
とても大事です。
時間が許すときは、モデルハウスの照明のスイッチを
点けたり消したりして、実際に体感してみることをオススメ致します。
もう一度、お伝えしますが
『暗く灯りを灯すことができるか?』も
打合せの際に、頭の片隅に入れて頂けると幸いです。
※夕方・夜のモデルハウスのご見学については
通常オープン時間外になりますので、担当営業スタッフに
事前にお問合せ頂けますと、ご案内可能ですので
ご遠慮なくお申し付けください。
次回は『アフターコロナの世界』について
お伝えできればと思います。
今回ご紹介したモデルハウスはこちら