こんにちは、建築部の阿部と申します。

皆様、住宅の気密性について気になったことはありませんか？今回は気密検査について簡単にご紹介したいと思います。

気密検査では、専用の機械を使用して住宅の隙間（すきま）を数値で表す「C値」を計測します。

[写真：機械を設置した様子]

この機械は窓から強制的に空気を排出し、建物内外の気圧差から隙間の量を測定します。

[写真：測定結果]

今回測定した住宅の隙間の合計は、総相当隙間面積：αAの56㎠でした。家全体の床、壁、天井のわずかな隙間を全部集めたようなイメージです。これは郵便はがき（148㎠）の半分以下、一般的な名刺（50㎠）の一回り大きいくらいです。

C値は家全体の隙間をその家の床面積で割算して求めます。今回の検査では、C値が0.4㎠/㎡となりました。一般的に、C値が1以下であれば高気密住宅とされ、C値が0に近いほど気密性が高まります。気密性の高い住宅は、計画的な換気が行え、快適な環境を提供できます。また、隙間が少ないため、断熱性能が向上し、冷暖房費の節約にも繋がります。

当社では全物件で気密検査を実施し、ほとんどがC値0.5以下の優れた数値を達成しています。

今回ご紹介した気密検査は住研ハウスが普段行っている一部です。他にもさまざまな検査を通じて、安全で快適な住宅を提供しています。住研ハウスのモデルハウスでは気密測定結果の資料もご覧いただけますので、ぜひ一度足を運んでみてください。気密性の高い住宅がどれほどの快適さをもたらすか、ご自身で感じていただけることでしょう。

どんなご質問や疑問もお気軽にお聞かせください。今後も安心できる住まいづくりのお手伝いをさせていただきます。