テレワークを考える
こんにちは。
緊急事態宣言が解除され、コロナウィルスの第2波、第3波を見据えた
『新しい生活様式』なるものが、政府や地方自治体から公表されていますね。
私たちの日常も自粛などで生活様式に変化の時代といえるでしょう。
こんな時、住宅はどのように変化していくのか?
について考えてみたいと思います。
暮らし方にも「パラダイムシフト」が求められていると思います。
※「パラダイムシフト」とは
その時代や分野において当然のことと考えられていた認識や思想、社会全体の
価値観などが革命的に、もしくは劇的に変化することを言います。
過去に日本において何度もパラダイムシフトと呼べる事象がありました。
ざっくりまとめるとこんな感じです。
令和はどういう時代になっていくのでしょう?
急激に変化する社会に対応して生き残っていけるか?
なのだと思います。
先人たちは環境が変化するたびに対応してきました。
私たちは考え方(働き方)を柔軟にして対応していけるのか・・・
話が大きくなってしまい広げた風呂敷を畳めるか、
若干不安なところではありますが...
続けていきたいと思います。
変わってしまった環境に対して、住宅メーカーとして何が考えられるか?
をキーワードやテーマを交えてお伝えしたいと思います。
① 『リモート化』について
テレワークやリモートワーク、オンライン授業やオンライン会議
オンライン飲み会などなど...。
降って湧いたように、次々と新しい取り組み方に対応しなければ
ならなくなりました。
北海道民からすれば、テレワークやオンライン会議なんて
どうせ東京や都市部の話でしょ...と思っていたので。
僕と同じような想いの方も多かったと思います。
テレワーク、オンライン授業、オンライン飲み会風景イメージ ※写真ACからのフリー素材
こんなことが
北海道の田舎に突然やってくるなんて、誰が想像したでしょうか?
もっとずっと先の未来のお話だと思ってました。
ですが...
こうなってしまった以上、仕方ありません。
これからは共存していく「withコロナ」の時代です。
住宅の間取りにおいても、これからの時代
色々な変化が訪れるでしょう。
今迄、無かったわけではないですが
リモート化が進めば、「書斎やスタディーコーナー」などの
需要がより増えてくるでしょう。
だからと言って、無制限におうちの大きさを大きくすることは
できません...
何かが増えれば、何かを減らさなければいけない事情が
出てくると推察されます。
② 『職住融合』について
これまでは、働く場所と住む場所は違う場所でというのが
一般的でしたが、これからはオフィス以外の場所
でも柔軟に働くことが求められていくと思います。
恐らく、こんな風景が自宅の間取りに必須になってくることも
あるかもしれません...。
今後、働き方改革の一環でテレワークの普及が進んでいくと、
特に、共働き世帯にとってはメリットも生まれてくるのでは?
とも思います。
子供と一緒に過ごせる時間は有限ですので
大人も子供もお互いが幸せな時間を共有できるような工夫や
思いやり、間取りの工夫を考えていかないといけないと思います。
東開町のモデルハウスにもリビングの一角にスタディーコーナーを
設けておりまして、ママの家事コーナーでも、子供の勉強机にも
パパのテレワークスペースにもマルチな使用が可能です。
千歳北陽モデルハウス(Xie)テレワークコーナー②
千歳のモデルハウスはコンセプトが「リビ充家族の家」というコンセプト
でつくっており、テレワークを主題テーマに盛り込んだ住宅ですので
是非参考にしていただければと思います。
しかも完成したのは2年前ですので、なんて先見の明!
③ 『地方回帰』について
テレワークやリモートワーク化が進めば
必ずしも、駅からオフィスにアクセスしやすい場所に住む、
なんてことは、あまり考えない時代がくるかもしれません。
そうすると、どういったことが起きるか?ですが
物価も安くて住むためのコストがあまり掛からない、自然が豊かで
空気がきれいな、田舎暮らしでもしようかな?
ネットさえつながればOK!
と考える人がでてくるでしょう。
田舎暮らしイメージ(極端かもしれませんが...)
これまではよかったですが、リスク分散の観点からは
都市部への経済や人口、お金、仕組み等の一局集中が
これからはリスクに変わってしまったとも言えます。
これからも、誰もが経験してこなかった変化が訪れると思いますが
コロナウィルスなんかに負けないように...
今の状況を少しでもポジティブに捉えて、ピンチはチャンスとも言います。
これまで以上に、きっとおうちに居る時間も増えていくでしょう。
おうちは、ただ寝るためだけに帰る家ではなく...
これからは、もっと暮らしに目を向けた多様性を持った住宅が
求められていくと思います。
一人一人が想い合い、助け合って生活していくことが求められる
と思った、今日この頃でした。
テレワークにも対応している住宅をご覧になりたい方は...